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いもり飼育最大の敵、それは夏の暑さです。
今回は、イモリ飼育における夏の暑さ対策!
必見です。
イモリは暑さが苦手なので、高くても28℃未満の気温で飼育をしたいところ。
たくさんの生き物を飼育している方にとっては、エアコンによる管理は難しくないでしょう。
しかし、「たくさんのイモリを飼っている」「他に生き物を飼っている」でない限り、エアコンを付けっぱなしにするのは躊躇してしまいますよね。
今回は、少数飼育されている方向けに、我が家の暑さ対策とおすすめの商品をご紹介します。
ぜひ、参考にしてください♪
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暑さ対策にもいろいろある!
暑さ対策として、ネットでは以下のような方法を目にすることがあります。
- エアコン付けっぱなし
- (水棲の場合)水槽用クーラー
- (水棲の場合)発泡スチロールに水を張って、中に凍った保冷剤を入れる
しかし…
アメイロイボイモリやクロカタスツエイモリなど、陸棲のイモリを少ない頭数飼育している私にとっては、悩みの種でした。
ワインセラーで暑さ対策|アメイロイボイモリなど陸棲イモリにも!
我が家では、ワインセラーを使って暑さ対策をしています。私が購入したワインセラーは以下の商品です。
使い続けて4年経ちますが、買って本当に良かったと思える商品です。
その理由を解説します。
ランニングコストが安い
周囲の気温、開閉の頻度などにもよりますが、月に200~500円程とみておけば大丈夫です。
1日で6~17円!
エアコンでの管理とは比較にならないレベルかと思います。
初期投資としては高価
やはり、初期投資としては高価で17,000円程かかります。しかし、イモリは長寿であることや後述するメリットを考えると、決して高い買い物ではないと思います。
陸棲、水棲両方のイモリに対応できる
ワインセラーという狭い空間にエアコンを効かせるようなもの。
ワインセラーに入るケースであれば、水棲・陸棲両方のイモリの暑さ対策が可能です。
この点は、水槽用クーラーより優れた点かと思います。
レプタイルボックス、ダイソーのシューズケースにピッタリサイズ
私がこのワインセラーを特にお勧めしたい理由は、この点です。
内径は以下のとおり。
通常のレプタイルボックスは30㎝×20㎝なので余裕で入ります。
嬉しい誤算だったのは、ダイソーの男性用シューズケースが気持ちいいくらいぴったり収まりました!
ダイソーの男性用シューズケースはコチラ↓
飼育するにあたり、サイズ感はピッタリです。(来年は1匹1ケースかな?)
蓋の奥行が34㎝なのでワインセラーに入らはいな~と思ってました。
ところが・・・
隙間があることにより、ぴったり収まります。
ワインセラーの内部です↓
夏場だけの飼育環境です。
場合によっては、飼育環境を変える必要がある
私は、夏以外は45㎝水槽で飼育していたので、シューズケースに飼育環境を変える必要がありました。
飼育環境が変わって最初はストレスを感じてしまう個体もいるかもしれません。
でも、暑すぎる環境で飼育するより100倍マシ!
我が家のイモリたちは食欲は衰えることなく(むしろ増して)食べたり、元気に動き回っています。
少数飼育にちょうどいいサイズ
少数を飼育をするにはちょうどいいサイズです。
私は、スペースに余裕があるので”歩くカルシウム”ワラジムシもワインセラーに入れています。
上段・下段に分けて温度調節ができる(上段:8~18℃ 下段:10~18℃)
上段と下段を分ける部分にパッキンがついており、温度を分けることができます。
私は同一の温度で使用していますが、イモリの種によって温度を変えることも可能。
また、カエルなどの他の生き物の暑さ対策や生餌の管理もできます。
この点もGood!
温める機能はない
ワインセラーは温める機能がついているものと、ついていないものがあるようです。
この商品には温める機能はついていません。しかし、イモリ飼育には基本的に冬でも暖房器具は不要なので必要十分かと思っています。
温める機能付きだと、お高い・・・。
表示温度と内部温度の誤差がほとんどない
あくまでも、「わたしの使用方法では」ですが、中に入れている温度計は設定温度と同じ18℃を示しています。
周囲が著しく高温の場合は、誤差が発生していまうかもしれません。
真っ暗にならない
購入するまで、「中は常に真っ暗になるのでは?」と気になっていました。
当然ながら少し薄暗くなりますが、扉から光は入るので特に問題はないかなと思っています。
意外に静か
音がするのは、冷やしている時だけです。設定温度に到達すると静かになります。
私はリビングに設置していますが、音を発していることが分からないくらい静かです。
寝室に置くと気になるかも?
無音の状態だと、音は気になります。
しかし、ワインセラーは夏場にしか使用せず、その時期はエアコンや扇風機を動かして寝ると思います。
エアコンや扇風機の方がはるかにうるさいので、そういった意味では気にする必要はないかと思います。
生餌なども管理できる
スペースに余裕ができると思うので、生餌の管理やその他の生き物を飼育することもできますよ!
上段と下段で温度を変えられるメリットを十分に生かすことができます。
参考までに
わたしが飼育するうえで参考にしている書籍を紹介します♪
①イモリ・サンショウウオ完全飼育
「〇〇の教科書」でおなじみの西沢雅さんの書籍です。
飼育から繁殖まで!
たくさんの写真で解説されていて見ているだけで楽しい♪
後述の「有尾類の教科書」のどちらかは手元に置いておくといいと思います。
②有尾類の教科書
著者は同じく西沢雅さん。
前述の「イモリ・サンショウウオ完全飼育」と一部内容が被るので購入はどちらかでいい気がします…。
こちらは、図鑑の要素が強くイモリの種類ごとに網羅的に学べる印象です。
kindle Unlimitedでも無料で読める!
前述の2冊は対象ではありませんが、個人の飼育術を書いた書籍がKindle Unlimitedで出版されています。
サクッと無料で読めますので、こちらもおすすめです♪
マダライモリやアメイロイボイモリを飼育されている方はぜひ!
おわりに
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!
昨年は、エアコンを付けっぱなしにしたり、気温が比較的低い日はエアコンを付けなかったり(それでも暑い!)と気持ちが落ち着かない日々が続きました。イモリにとって可哀そうなことをしてしまいました。
私が今年買ってよかったと思う商品No.1。精神衛生上も、イモリにとっても本当に買って良かったと思える商品です。
ぜひ、検討の参考にしてください。
イモリ幼生の飼育方法についてもご覧ください♪
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